その6 数学から逃げない

数学が苦手な人は多い。将来文系の学部に進むから、数学の勉強はいらないと考えている人がいるかもしれませんが、数学からは逃げない方が良いです。数学から逃げると、大人になってからも困難にぶつかったら逃げるようになりがちであることと、将来の選択肢の幅が狭くなるからです。

たとえ受験で数学がいらなくても、学校の授業は真面目に受けましょう。何かしら学ぶものがあるはずです。数学は、複雑なものを簡単に考えたり、楽な方法がないかを考えたり、論理的にものを考えるトレーニングになるので、生きる上で役に立つ事もあります。

将来、学校で学んだ数学を直接使う機会は、ほとんどの人にありませんが、間接的に使うことはあったりします。日常生活でも、私は無意識に数学を使っているように感じます。例えば、外出する際はついでに何かできないかを考え、一度の外出でまとめてやるようにしますし、タオルや下着を購入する際は、2週間分をまとめて購入し、傷んだら全部買い替えるというようにしています。これは、まとめるという数学でよく出てくる考え方です。洗濯を1週間に1度しかしないために、2週間分のタオルや下着が必要で、これをローテーションします。ローテーションすることで、傷み具合も同じペースになり、1つ傷んだら大抵、他の物も同時に傷んでいるため、全部買い替えればよく、余計な事を考える必要が無くなります。どうすれば楽ができるかという考えは、まさに数学で培ったものだと感じています。

また、大人になってどんな仕事をするかはわかりません。わざわざ学生時代から将来の選択肢の幅を狭める必要は無いのです。数学は、得意な人と苦手な人の数は、圧倒的に苦手な人の数が多いので、数学の勉強をしっかりするだけで、少数派に入れます。少数派に入ればそれだけメリットも享受できる機会に恵まれるので、数学を勉強することは実はメリットしかありません。

生涯年収を見ても、学生時代に数学や物理が得意だった人の方が、そうでない人よりも高いというデータもあるので、数学から逃げない姿勢は大切ですね。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。