その21 決断するとエネルギーがわく

最近元気が出ないなと感じたら、決断しましょう。決断という字は、決めて断つ、あるいは断つことを決めると書きます。つまり、やらないことを決めるのが決断です。

受験勉強をしていると、あれもやらないといけない、これもやらないといけないとやる事がどんどん増えていきます。不安に駆られると、やることを増やしてしまいがちです。しかし、これでは1つ1つに注ぐエネルギーが分散され、うまくいかない事が多いです。それよりも、これはやらない、あれはやらない、とやらないことを決めることでエネルギーが湧いてきます。一冊の問題集を繰り返しするのも、他の問題集にあれこれ手を出してエネルギーを消耗するのを防いでくれます。

友人と話をしていると、もっとやらないといけないと不安に駆られるかもしれません。しかし、その友人とは成績も異なれば、目指す大学も異なるのではないでしょうか。成績や目標が異なれば、当然やることも異なります。周りから刺激を受けることは大事ですが、自分を見失ってはいけません。自分の目指す学校に合格するために、本当に必要なことは何なのかをしっかりと考えましょう。

それができたら、自ずとやることは減っていきます。これだけやればいいという事がわかると、計画も立てやすいです。計画を立てていく中で、実現可能そうだとわかれば、エネルギーが湧いてくることを実感するでしょう。多くの受験生は、不要な努力をしがちです。その努力が無駄だとは言いませんが、受験というのは、限られた時間の中で合格最低点をクリアしなければいけない競技です。無限に時間があるわけではありません。できるだけ不要な努力は避けるに越したことはないのです。

不要な部分に割いていた努力を本当に必要な部分に割くことで、当初目標にしていた学校よりも良い学校に受かるかもしれません。計画を立てる前に、本当に必要なことは何かを考えることに時間を割く事がいかに大事かがわかっていただけると幸いです。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。