その37 勉強の道が最も楽しい

私は格闘技を見るのが好きなので、よく格闘技を動画で見ますが、つくづく思うのが、スポーツの道は本当に厳しいなぁという事です。1番以外はほとんど評価されませんし、才能と努力の両方が圧倒的に必要です。しかも寿命が短く、引退した後はよほど現役時代に結果を出していない人でない限り、肩書きで食べていくことはできません。選手寿命が短い分、トップレベルの年収は桁違いに高いのですが、そんな年収を手にしているのはほんの一握りです。

なぜスポーツの世界はこんなに厳しいのに、世間からあまり評価されないのでしょうか。それは生産性が無いからです。何か新しいものを生み出しているわけではありません。そのスポーツが無くても人類は生きていけます。夢を与える仕事ではありますが、あっても無くても社会が困らない仕事というのはどうしても評価が低くなってしまいます。

それに対して勉強はどうでしょうか。社会に役立つ新しい製品を生み出す人や会社は、大抵勤勉です。様々な事を学ばなければ、良い製品を作る事ができないからです。その基本となるのが学生時代に習う主要5教科なのです。この基礎学力を身につけておけば、社会人になっても新しい事を学びやすく、伸びやすいのです。

勉強の本当の楽しさがわかるのは大人になってからで、学生時代は基礎学力を身につける事を強制されるのであまり楽しさがわかりません。しかし、大人になったら自分の好きな事を自由に学べるので楽しいのです。基礎学力がある人は、大人になってからの勉強でも深く学べるので、より楽しさがわかります。

結局、学生時代に基礎学力をしっかり身につけた人が人生を謳歌しやすいのです。スポーツ選手や芸能人で勉強しなかった人は、晩年不幸な人が多いのもそこに原因があります。賢い人は、現役時代から勉強する習慣を身につけています。やはり福沢諭吉が言うように、「学は光、無学は闇」なのです。今やっている受験勉強は、大人になって人生を謳歌するための土台作りと考えると、踏ん張れるのではないでしょうか。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。