その41 英語よりも大切な教科

小学校から英語教育やプログラミング教育をするようになりましたが、これはあまり効果が期待できないように感じます。というのは、小学生は算数・国語・理科・社会の4教科とただでさえする事が多いのに、そこに英語やプログラミングを加えても全部中途半端に終わるだけに思えるからです。

中学高校生になると、5教科7科目とさらにする事が増えます。英語やプログラミングよりも大切なことは、算数や数学、国語の勉強です。いわゆる読み書き計算という基本的な勉強の方が大事です。全てにおいて努力ができる人というのは稀にいますし、そういう人は全教科頑張れば良いのですが、普通の人はそんなに努力できません。となると、どれかを捨てざると得ません。

私は学生の頃、英語と国語を捨てて、数学と理科に集中しました。浪人しましたが、第一志望には合格できました。捨てたと言っても、受験で足を引っ張らない程度には勉強しましたが、頑張った記憶はありません。そういう戦略を取らないと、普通の人はなかなか志望校に合格できないのです。

国語をあまり勉強しなかったために、大学生以降で苦労することになりました。今振り返ると、国語は真面目に勉強しておけば良かったなとは思いますが、英語をもっと勉強しておけば良かったとは思いません。社会人になった今でも英語を使うことは無いからです。もし使う状況に置かれたとしても、学生時代に基礎は固めているので、今からでも習えば十分習得できる自信があります。

高校生までにしっかり勉強しておきたい事は、現代文と数学です。その他の教科は足を引っ張らない程度にというのが私の考えです。英語やプログラミングの勉強は、大学生になってから目一杯すれば十分です。将来海外で仕事をする場合でも、何かプロフェッショナルなスキルがあって初めて英語が生かされるわけで、英語だけできても何の武器にもなりません。日本語を知り、論理的思考を学び、その土台の上に将来プロフェッショナルとして生きるスキルを身につけましょう。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。