その44 考える土台になるのは知識

受験勉強をしていると、暗記する事が多くてうんざりする事があると思います。私も暗記は大の苦手です。しかし、インターネットやスマホが普及したおかげで、以前に比べて暗記するだけの勉強は価値が無くなってきました。今後もその傾向は続くと予想されるので、記憶力に自信のない人にとっては生きやすい時代になっていくでしょう。暗記するよりも検索能力の方が大事になってきますし、考える力が問われる時代になっていくのです。

では受験勉強の暗記は無意味なのか?私は無意味ではないと思います。歴史の年号を正確に覚える事は無意味かもしれませんが、英単語の暗記や、数学の典型問題の解き方の暗記は大事だと考えています。なぜなら、その知識が無いとその先を考える事ができないからです。つまり、考えるためには最低限の知識が必要で、それは暗記する以外にないわけです。

受験勉強の暗記分野で言えば、英単語、英文法、構文、数学の公式、国語の語彙、理科や社会の知識など、覚えておかないと考える事が出来ないので、これらは丸暗記しましょう。考える能力の高い人は、大抵知識も豊富です。豊富な知識があった方が様々な角度から考える事ができるので、考える力が伸びていくのです。できるだけ幅広く勉強した方が将来伸びるでしょう。

野球選手はサッカーの練習をする必要はありませんが、勉強はそうではありません。将来学問の世界で生きていきたければ、主要5教科をしっかり勉強しておいた方が良いのです。同じ偏差値でも、国公立大学出身の方が私立大学出身よりも評価されるのはそこに原因があります。見かけは同じ偏差値でも、通っている学生のレベルは相当異なります。国公立大学の偏差値よりも私立大学の偏差値はマイナス5〜10と見て良いでしょう。

経済的に私立に通えないご家庭の方はチャンスです。自分の努力次第で、国公立大学に合格すれば同じ偏差値の私立大卒よりも評価されるのですから。話はそれましたが、知識はあるに越した事はないので、志を高く持って幅広く勉強しましょう。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。