その45 地方の大学と都会の大学

私は受験生の頃、地方の大学よりも都会の大学の方が良いと考えていました。旧帝大はたいてい都会にありますし、地方の大学は都会の大学に比べて偏差値が低い傾向にあるからです。

しかし、社会人になった今は地方の大学も素晴らしいと思うようになりました。良い大学かどうか、自分に合っている大学かどうかは決して偏差値や立地では決まらないからです。ネット環境が整った今、どこに住んでいても勉強はできますし、遊び場所があまりない地方の方が大学時代に勉強に集中できるメリットがあります。家賃も安く、生活費を抑える事ができるので、地方の方が良い条件で生活ができるでしょう。

以前のブログで、できるだけ偏差値の高い学校を目指しましょうという記事を書きましたが、同じくらいの偏差値であれば、都会の私立に行くよりも、地方の国公立に行くことをお勧めします。私から見れば、国公立出身の方がしっかりしていて、信用できる人が多いからです。都会に憧れを持っているのであれば、社会人になってから都会で働けば良いのです。

私は現在東京に住んでいますが、兵庫県で生まれ、大阪の学校に通い、大阪・名古屋・東京に住んできた私から言わせてもらうと、都会の人間は、私も含めて何か欠落している人が多い印象です。人間は自然と共生しないと感覚がおかしくなるように感じます。最近は自然豊かな土地で生活したいと思う事が多く、東京暮らしは長くてもあと数年でいいかなと感じるようになりました。満員電車には乗らず、苦手な人とはなるべく関わらないようにしていても、ストレスに悩まされる事があるのです。

きっと花鳥風月を味わう生活が人間には合っていて、コンクリートと通信に囲まれた生活は知らず知らずの内にストレスを与えているのではないかと思います。社会人になったら都会で働く人は多いですから、大学生の頃に自然豊かな土地で暮らし、人間らしい生活を満喫するのは、勉強以外に得るものが多いように感じます。豊かな感性や花鳥風月を味わう心が、AI時代にはより一層大切になってくるのではないでしょうか。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。