その48 ライバルは昨日の自分

受験勉強の本当のライバルは自分自身です。受験勉強に限らず、本当の敵は自分自身の甘えた心にあることを忘れないで下さい。昨日の自分に勝ち続ければ、自ずと周りにも勝ちます。自分に負け続ければ、周りにも負けていくでしょう。自分に勝つことはとても大変で、良くて五分、負けることの方が多いかもしれません。それでも毎日自分と戦って勝とうとすることが大事です。

日本人は昔から敵は自分の心にあると知っていました。相手から何か嫌なことをされた時、相手に向かって己(おのれ)と言っていました。己というのは自分の事です。つまりこれは敵を自分と見立てる発言なのです。関西ではよくあるのですが、相手に対して自分と呼ぶ文化もあります。相手を自分と同一視しているのです。これは海外ではありません。YouをIと呼ぶのですから、日本語は難しいと思われても仕方ないですね。

日本は島国なので、昔からあまり他国に攻められることが無かったために、自分と向き合う文化が生まれたのではないか、海外は陸続きの国も多いため、常に外敵を意識する必要があり、自分と向き合う文化が育たなかったのではないかというのが私の仮説です。何はともあれ、日本には昔から自分との戦いに勝とうとする文化があるので、受験勉強にも生かしましょう。

自分との戦いに専念していれば、周りは気にならなくなりますし、周りに攻撃的にならなくて済むので、人間関係も良好になります。日本が他国に比べて平和であるのもそこに原因があるのではないでしょうか。これは日本の美徳です。何が何でも勝てば良いというのは海外の文化です。日本の文化は、周りをリスペクトしながら自分に勝ち続けることで結果的に周りにも勝つ。負けた時は自分の甘さを恥じる。こんなに美しい文化があるので、何でも海外の影響を受けて良いものではありません。

是非受験生の皆さんは、自分との戦いに明け暮れて、仲間と一緒に合格を勝ち取って頂きたいと思います。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。