その53 うまい話に乗らない

書店に寄ると、一発逆転やらラクラク合格といったタイトルの本を目にする事があります。結論から言うと、そんなにうまい話はありません。一発逆転する人は、毎日一生懸命勉強しているけれど結果が出なかった人が、本番で力を発揮するケースしかありません。それも稀で、大抵の受験生は日頃の模試の結果と同じくらいの結果しか出ません。ラクラク合格する人は、自分の実力よりも格下の学校を受けているに過ぎず、実力をつけるために日々努力した人なのです。

受験に限らず、世の中はうまい話に溢れています。資本主義の日本では、お金を儲ける必要があるので、事実よりも売れそうなタイトルを優先して付ける傾向にあります。これに騙されてはいけません。まず前提として、ラクに合格したり儲かる方法があれば、世界中の人が高学歴のはずですし、大富豪のはずです。

現実がそうでないということは、ラクに合格したり儲かる方法は無いということです。その人にとってはラクかもしれませんが、あなたにとってラクとは限りません。人間は誰でもラクして結果を出したいものなので、ラクして結果を出そうと考えること自体は悪いことではありません。しかし、そんなうまい話は無いと知って、地道な努力をした方が得する事は多いでしょう。

本で騙されても数百円〜数千円ですが、大人になってから騙されると、数万円〜場合によっては数億円という被害に遭うので、若い頃に本などの少額投資で騙されておくのは良いかもしれません。私も若い頃よく騙されました。その経験からか、お金を払う場面では必ず一呼吸置くようにしています。若い頃はお金が無く、お金が無いと思考力が低下するので騙されやすいのです。

今は受験のことしか考えれないかもしれませんが、勉強して賢くなるのと同時に、お金を大切にしておくこともお勧めします。うまい話は全て詐欺、脅されたらすぐ警察に連絡、勧誘は全て断るくらいのつもりで生きていれば、大きな損はしないと思います。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。