その74 学問に王道なし

学問に王道なしと昔から言われます。近道に見えたものが遠回りだったり、遠回りに見えたものが近道だったりするので、基本的には目の前の勉強を愚直に頑張ればやっていけば良いです。ただし、受験勉強は時間が限られているので、その中でできるだけ効率良く勉強する必要はありますし、毎週計画を練り直して無駄な努力はできるだけしないようにしないといけません。できる問題を何度も解くのは無駄ですし、偏った分野の勉強をするのも良くありません。できるだけ幅広い分野を勉強して、間違った問題だけをピンポイントで学習していきましょう。できる問題は過去問や模試を通してできることを確認していけば十分です。

入試直前期に全分野を復習することは難しいかもしれませんので、その期間は苦手分野を中心に学習していけば良いですが、それまでは全分野をバランス良く学習していきましょう。多少時間がかかっても、1つずつ丁寧に理解しながら進めていくのが結局は近道です。特に理数系科目は、一行でもあやふやな箇所があると、途端にその先に進めないことがあります。一行でも疑問に感じることは詳しい人に質問して解決しておきましょう。どうしても理解できない時は一旦飛ばして、付箋などをつけて数ヶ月後に見直してみてください。先に進むにつれて、昔理解できなかったことが理解できるようになることもあるからです。

焦らず、立ち止まらず、愚直に進めていく人が最後に良い成果をあげます。周りに流されずに、自分のペースを守って、丁寧に学習をしていきましょう。勉強の道は大学受験で終わらず、大学生になっても社会人になっても続きます。継続すればするほど学問の深さがわかり、面白くなっていきます。

私は自分のことを研究者だと思っています。研究室に所属していなくても、何かを研究している人は皆研究者です。受験勉強と考えるよりも、研究と考えた方が断然面白いので、皆さんにも研究者の生き方をお勧めしたいです。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。