その79 ずるく勝っても自信はつかない

受験でも何でもそうですが、ずるく立ち回って勝っても自分に自信はつきません。周囲からの人望も失います。ずるく勝つくらいなら、正々堂々と勝負して負けた方が自信がつきますし、周囲からも応援されます。

多くの人が勘違いしている点は、勝てば自分に自信がついて、負けると自分に自信が無くなると思っているところです。そうではありません。正々堂々とチャレンジすれば自信がついて、困難から逃げると自信が無くなるのです。つまり、ずるく立ち回るというのは、困難から逃げているので自信が無くなるのです。結局いつまでたっても幸福になれない人生を送ることになります。

自信が無い人の特徴は、他人の目を気にするところです。本当は他人のことを気にする時間があるなら、自分の課題に取り組む必要があるにも関わらず、自分の課題から逃げて他人におせっかいをしたりします。受験生に必要なことは、自分が行きたい学校に行くために勉強することです。他人は関係ありません。

受験勉強は大変なので、つい逃げてしまいたくなりますが、ここで逃げなければ結果に関係なく自信がつきます。若いうちに自信をつけておくと生きやすくなります。いい歳をした大人で自分に自信の無い人がいます。こういう人は、過去に必ず困難から逃げた人なのです。人間は弱い生き物なので、逃げたい時がありますし、何度かは逃げても良いと思いますが、どこかの場面で逃げない覚悟を持たないと、こういう大人になってしまうのです。

特に学生時代に成績優秀で、負けることをほとんど経験していない人は要注意です。負けると終わりと思っている人が多いので、どんな手を使っても勝とうとしますし、負けそうになると逃げる傾向にあるからです。勝ち続けることは必ずしも良いことではなく、負けても必ず次があるので安心してください。高学歴で社会的地位の高い人が時々自殺するニュースを見る事がありますが、これは勝つ事にこだわるあまり、負けそうな場面で逃げ続けた結果だと私は見ています。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。