その97 医学部を目指す人へ

近年医学部人気が高いですが、医学部へ行きたい人は、記憶力を受験勉強時代に培っておきましょう。医学部は理系に位置していますが、入ってから数学や物理を勉強することはほぼありません。専門に進むと暗記ばかりです。数学や物理が得意で、単純な暗記作業が不得意な人は医学部には不向きなので工学部や理学部に進んだ方が良いでしょう。入ってから後悔しても遅いので、記憶力に自信の無い人はよく検討しましょう。また、コミュニケーション能力が低く、偏差値だけが高い人も考えものです。医者の仕事は老若男女分け隔てなく関わる必要のある仕事なので、コミュニケーション能力は大切です。よほど人を助ける仕事に就きたいという思いが無ければ、医者の仕事は務まらないでしょう。

医者は激務で、勤務形態はブラックそのものです。年収は高いですが、使う暇が無いくらい忙しいのが現実です。奥さんが最も得をしますね。また医療業界は旧態依然とした縦社会なので、上からの理不尽な要求にも応じなければ干されます。実際に干された医者が書いている本を読んだことがありますが、医療業界は勤務形態だけでなく業界の構造もブラックです。嘘や偽善も多いので、外側から見た華やかさだけで選ぶと後悔する可能性があるでしょう。傲慢な人も多く、世間ずれした人の割合が多いのが医療業界です。

医者というのは、医学に詳しいだけの単なる専門家です。傲慢な人に何年も囲まれた生活をしていると、知らず知らずの内に上から目線の人間になっていくものです。そのような裏側も知った上で医者になるかを検討した方がショックが少なくて済むでしょう。

子供の頃に医者に助けてもらった人や、家族や友人を病気で亡くした人のように、動機がハッキリしていない人は医学部よりも他の学部に進んだ方が幸せになれるかもしれません。収入面でも、これから医者の給料は下がるとも言われているので、それほど旨味はないかもしれません。

 

読者に、全ての良き事が雪崩のごとく起こりますように。